わがままも
星の王子は
あのバラが
やっぱり好きだと
気づいたからさ
私自分ちでは王子様だったかも
私がこんなカッコ悪い店
ヤダと言ったら
急に改装しだしたり
小学生でパソコン
中学生でコンポ
高校生でビデオカメラ
社会人で車
寿司、ステーキ、ラーメン、フレンチ好きなもん
何でも食べさせてくれた
遊んで遅くなり帰れない時
酒飲んでつぶれた時
電話一本でいかなる時も駆けつけてくれ
物心惜しまず与えてくれた
泉下で父親に饗応してあげたい
今度は私がゴチる番だ
世は情け
回り回って
回向なり
父への想い
慈悲利他御布施
私の只は
タダの只
遠慮せず受け取ってください
でも父親の大好物知らない
ニシン、タラが好きだったみたいだが
農村生まれの父親にとっては
海産物は滅多に食べられない
ご馳走だったんだろうなぁ
ニシンもタラも安かった
苦労が忍ばれる
子供には余計な苦労
かけさせたくなかったんだろうなぁ
だから私はヤワな男だった
貴方が逝ってしまった後は
ホント辛い事だらけだ
今でも温かく見守って助けてくれてる気がする
人・金・物困ってない
心豊かだ
『キキノキ(喜気の木)』
あの木は 樹齢 80年
あの木は 父を 想い出す
あの木が 僕は 大好きだ
一番でかい木 父みたい
一番でかい木 やさしいんだ
あの木に 僕が ふれてから
あの木に 雨が 降った後
あの木に 新芽 生まれたよ
びっくりしたのは 僕だった
びっくりさせるの 父みたい
あの木に歌を 歌ったよ
あの木みたいに なりたいなぁ
あの木みたいに 天高く
一番星に 願い事
一番星は 知っている
あの人 僕を いじめるよ
やさしい顔で いじめるよ
見えない拳で なぐるんだ
だから 僕は 叫ぶんだ
だから 僕は 歌うんだ
困った 時に 父さんが
助けて くれた 父さんが
今は いなくて さみしいよ
今なら僕もう 大丈夫
見ていて くれよ 父さんよ
あの木みたいに 天高く
叶え願い 天届け
『おとうさん』
おとうさん おとうさん せのひくい おとうさん
おとうさん おとうさん わらってる おとうさん
おとうさん おとうさん しごとする おとうさん
おとうさん おとうさん おさけのむ おとうさん
ありがとう ありがとう しょうじきな おとうさん
ありがとう ありがとう わらいとる おとうさん
ありがとう ありがとう むかえきて おとうさん
ありがとう ありがとう おもいでを おとうさん
おとうさん おとうさん あれからは おとうさん
おとうさん おとうさん つらかった おとうさん
おとうさん おとうさん でもぼくは おとうさん
おとうさん おとうさん がんばった おとうさん
ぼくはいま ぼくはいま げんきだよ おとうさん
ぼくはいま ぼくはいま しあわせさ おとうさん
ぼくはいま ぼくはいま ゆめがある おとうさん
ぼくはいま ぼくはいま あるきだす おとうさん
おとうさん おとうさん かっこいい おとうさん
おとうさん おとうさん さいこうの おとうさん
おとうさん おとうさん このぼくを おとうさん
おとうさん おとうさん みまもって おとうさん
ありがとう ありがとう やさしげな おとうさん
ありがとう ありがとう いつまでも おとうさん
ありがとう ありがとう むすこだよ おとうさん
ありがとう ありがとう さいあいの おとうさん
ありがとう ほんとうに ありがとう おとうさん
ありがとう ほんとうに ありがとう おとうさん
何がしたい何になりたいも大事だけど
誰としたい誰の為に生きたい
私は君なんだけどね